客室乗務員装い無料搭乗券を入手、ただ乗り繰り返した男に有罪評決 米

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米航空会社の従業員の男が客室乗務員や操縦士を装って無賃搭乗を繰り返していたなどとして有罪評決を言い渡された/Susan Stocker/South Florida Sun Sentinel/Getty Images

米航空会社の従業員の男が客室乗務員や操縦士を装って無賃搭乗を繰り返していたなどとして有罪評決を言い渡された/Susan Stocker/South Florida Sun Sentinel/Getty Images

(CNN) 米航空会社の従業員の男が客室乗務員や操縦士を装って無賃搭乗を繰り返していたなどとして、通信詐欺や保安区域への不法侵入の罪で有罪評決を言い渡された。

フロリダ州南部連邦地区検察の10日の発表によると、タイロン・アレクサンダー被告(35)は客室乗務員や操縦士になりすまして34回の無賃搭乗を繰り返した罪で、陪審団に有罪評決を言い渡された。フロリダ州のフォートローダーデール・ハリウッド国際空港の保安区域に身分を偽って侵入した罪でも有罪とされた。

裁判記録によると、アレクサンダー被告は2015年、テキサス州ダラスの航空会社に採用されていたが、操縦士や客室乗務員としての採用ではなかった。18年から24年にかけ、フロリダ州の航空会社の無料搭乗券を不正に入手。今年2月にカリフォルニア州で逮捕され、フロリダ州で起訴された。

アレクサンダー被告は航空会社のオンライン発券システムを利用して、客室乗務員や操縦士用の無料搭乗券を不正に入手していた。

当局は、同被告が客室乗務員を装って100回以上のフライトを予約していたとみている。

量刑言い渡しは8月に予定されており、通信詐欺については20年以下の禁錮、空港保安区域への不法侵入については10年以下の禁錮を言い渡される可能性がある。

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