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ラファ侵攻すればイスラエルに爆弾や砲弾は供与せず、バイデン米大統領が言明 CNN EXCLUSIVE

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バイデン米大統領に単独インタビュー

ウィスコンシン州ラシーン(CNN) 米国のジョー・バイデン大統領は8日、もしもイスラエル首相がパレスチナ自治区ガザ南部ラファに対する大規模侵攻を命じた場合、イスラエルへの武器供与を一部停止すると言明した。大統領は、イスラエルに供与した米国製の武器がガザの民間人殺害に使われたことを認めている。

「ガザの民間人が殺害されている。そうした爆弾などを使って彼らが人口密集地を狙った結果だ」。バイデン大統領はCNNの単独インタビューの中で、先週イスラエルへの輸送を中断した2000ポンド(約907キロ)爆弾に言及してそう語った。

その上で、「もしも彼らがラファへ侵攻すれば、歴史的にラファへの対応や市街地への対応に使われてきた武器は供与しない」と言明。「我々はイスラエルの安全保障から手を引くわけではない。イスラエルがそうした地域で戦争を仕掛ける能力から手を引く」とした。

パレスチナ人が立ち上る煙を眺める様子/Hatem Khaled/Reuters
パレスチナ人が立ち上る煙を眺める様子/Hatem Khaled/Reuters

バイデン大統領によると、防空システム「アイアンドーム」など防衛のための兵器は引き続きイスラエルに供与するが、ラファに対する大規模地上侵攻が始まれば、それ以外の輸送は中止する。

「アイアンドームや中東で最近発生した攻撃への対応能力においては引き続きイスラエルの安全を保障する」「だが、武器や砲弾は供与しない。それは間違っている」とバイデン大統領は強調した。

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