学校銃撃した生徒の母親、過失致死で有罪評決 米ミシガン州

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裁判で証言するジェニファー・クランブリー被告=1日、米ミシガン州/Mandi Wright/Pool/Detroit Free Press/AP

裁判で証言するジェニファー・クランブリー被告=1日、米ミシガン州/Mandi Wright/Pool/Detroit Free Press/AP

(CNN) 2021年に米ミシガン州の高校で生徒4人が殺害された銃撃事件に関連して、発砲した男子生徒の母親が6日、過失致死の罪で有罪評決を言い渡された。この裁判では、学校銃撃にかかわった生徒の親の責任を問うべきかどうかが争われていた。

有罪を言い渡されたのはジェニファー・クランブリー被告(45)。事件は21年11月30日にミシガン州のオックスフォード高校で発生。クランブリー被告の息子のイーサン被告は、学校で発砲して生徒4人を殺害し、生徒6人と教員1人を負傷させたとして先に有罪を言い渡されている。

クランブリー被告は15年以下の禁錮を言い渡される可能性があり、量刑は4月9日に言い渡される。事件の数日後に逮捕された被告は、裁判で無罪を主張していた。

学校で生徒が起こした銃撃事件をめぐっては、過去に親がネグレクトや銃の扱いに関する罪に問われているが、被害者の死に関連して直接的な刑事責任を問われたのは今回が初めてと思われる。

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