米ハワイ・マウイ島山火事、西部ラハイナで2200棟超が損壊

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山火事による被害が大きかったラハイナの上空からの様子/Patrick T. Fallon/AFP/Getty Images

山火事による被害が大きかったラハイナの上空からの様子/Patrick T. Fallon/AFP/Getty Images

(CNN) 米ハワイ州マウイ島を襲った山火事の被害について、国連の太平洋災害センター(PDC)と米連邦緊急事態管理庁(FEMA)は、被害が大きい同島西部のラハイナで少なくとも2207棟が損壊したと明らかにした。

最新の被害状況報告によると、火災に見舞われた建物の推定86%が住宅。山火事の焼失面積は11日時点で約8.7平方キロに達したという。

マウイ郡はフェイスブックで、FEMAとPDCの情報として、再建にかかる費用は推定55億2000万ドル(約8000億円)と明らかにした。

だがFEMAの広報担当者はその後、55億ドルという数字は「FEMAが算出した額ではなく、FEMAの被害推定を反映していない」との声明を出した。

FEMAは声明で、「FEMAはまだ山火事対応と初期の復旧作業にあたっている。再建費用の見積もりは行っておらず、実施するには時期尚早だ。人命救助と生命維持に必要な全ての措置が取られてから被害の評価を開始し、仮見積もりを作成する」と述べた。

CNNは再建費用についてPDCに問い合わせている。

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