米国立公文書館、JFK暗殺の関連文書の検証完了 99%を一般公開

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米国立公文書館がケネディ大統領暗殺に関連する機密文書の検証を完了。大半を公開した/Central Press/Hulton Archive/Getty Images

米国立公文書館がケネディ大統領暗殺に関連する機密文書の検証を完了。大半を公開した/Central Press/Hulton Archive/Getty Images

(CNN) 米国立公文書館は1963年に起きたケネディ大統領暗殺に関連する機密文書の検証を完了した。当該の記録の99%を既に一般公開したという。ホワイトハウスが30日に明らかにした。

ジャンピエール大統領報道官が30日に述べたところによると、今回の措置はバイデン大統領の指示を受けてのもの。考え得る最も強力な理由がある場合は別として、ケネディ暗殺に関するあらゆる情報は公開されるべきというのが指示の内容だったという。

バイデン氏も同日公開した覚書の中で、国立公文書館が5月に検証を完了したことを認定。機密解除を認められた残りの文書が既に一般公開されたと確認した。かねて6月末としていた公開開始の期日に合わせた形だ。

バイデン氏は昨年12月までに暗殺関連の文書1万4000点以上を新たに公開。同月の時点で国立公文書館及び関連の機関に対し、半年かけて残りの文書の検証を行うよう指示していた。それ以降、2600点を超える文書が公開されている。

ケネディ大統領の暗殺を巡っては世論や研究者らから複数の疑問点が噴出し、数多くの陰謀論が語られた。これに対し政府も秘密主義的な立場をとってきた。

バイデン氏は30日、残りの機密文書や編集済みの箇所がある文書についても一定の条件の下で継続的に公開するよう指示した。国立公文書館の職員らが明らかにした。

現時点で公開済みの文書は、閲覧やダウンロードが可能な状態となっている。

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