プリゴジン氏の反乱後の所在、信頼できる十分な情報なし 米政権

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軍施設を出発する民間軍事会社ワグネルのトップ、エフゲニー・プリゴジン氏=6月24日、ロシア・ロストフ州ロストフナドヌー/Alexander Ermochenko/Reuters

軍施設を出発する民間軍事会社ワグネルのトップ、エフゲニー・プリゴジン氏=6月24日、ロシア・ロストフ州ロストフナドヌー/Alexander Ermochenko/Reuters

(CNN) 米国家安全保障会議(NSC)のカービー報道官は30日、ロシア民間軍事会社ワグネルのトップ、エフゲニー・プリゴジン氏や先週末の反乱に加わった戦闘員の居場所について、米政権は今のところ有力な情報を持っていないと明らかにした。

カービー氏は「プリゴジン氏の所在を確認できる信頼に足る情報は持っていない」とコメント。その後の発言でも、プリゴジン氏や配下の戦闘員の居場所について完全には把握していないと述べた。

また、少なくとも一部の戦闘員がウクライナに残っていることを示す情報があるとの国防総省の前日の説明に触れつつ、何人がウクライナにいるのか、何が狙いなのかは不明だとの見方を示した。

米国は今年1月、ワグネルを正式に国際犯罪組織に指定。米財務省は今週、違法な金取引でワグネルの資金調達を支援したとして、同組織のフロント企業に制裁を科した。

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