米アトランタで銃撃事件、10代の2人を逮捕 12歳と15歳の少年が死亡

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銃撃事件発生後にショッピング街への通りを封鎖した警察/WSB

銃撃事件発生後にショッピング街への通りを封鎖した警察/WSB

(CNN) 米ジョージア州アトランタの警察は7日、10代の少年2人が死亡した先月の銃撃事件に関連して、15歳と16歳の容疑者を逮捕したと発表した。この事件では12歳と15歳の少年が死亡したほか、10代の少なくとも4人が負傷していた。

警察は当時、ショッピング街として人気のアトランティック・ステーション近くでけんかがあり、銃撃事件に発展したと説明していた。

逮捕された15歳と16歳の容疑者は、少年2人の死亡に関連した殺人のほか、加重暴行やギャング行為の疑いがもたれている。

警察は、けんかと銃撃の様子をとらえた映像から容疑者を割り出した。2人ともアトランタの公立校に通う生徒で、16歳の容疑者は米連邦保安官の協力で、ニューヨークで逮捕された。

事件は11月26日に発生。警察は当時、少年グループがアトランティック・ステーションで暴れたなどとして退去させられ、付近でけんかと銃撃事件が発生したと説明していた。

この事件でザイオン・チャールズ君(12)が現場で死亡。キャメロン・ジャクソン君(15)は数日後に死亡した。警察は11月30日の記者会見で、容疑者が狙ったのはジャクソン君のみで、ほかの全員は巻き添えになったと発表していた。

ザイオン君の母のデアリカ・チャールズさんは同月、アトランタ市公共安全委員会の公聴会で発言し、警察に繰り返し電話して息子を助けてほしいと訴えていたと証言。「この2年の間にほぼ30回も警察に電話したが、できることは何もないと言われた」と涙ながらに訴えていた。

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