53年前に行方不明の少女、DNA鑑定で遺骨特定

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1968年に撮影されたジョーン・マリー・ダイモンドさんの写真/Pennsylvania State Police

1968年に撮影されたジョーン・マリー・ダイモンドさんの写真/Pennsylvania State Police

(CNN) 米東部ペンシルベニア州で53年前から行方不明になっていた少女の遺骨が見つかった。近くで発見された身元不明の遺骨のDNA鑑定が行われ、この少女のものと断定された。

ペンシルベニア州警察が4日に発表した声明によると、ジョーン・マリー・ダイモンドさん(当時14)は1969年6月25日、州北東部ウィルクスバリ市内の公園から姿を消した。

一方、遺骨は2012年、同市近郊の炭鉱跡を発掘していたグループが発見した。犯罪に巻き込まれて死亡した可能性のある10代半ば~20代初めの女性で、死亡時期は1960年代末と推定された。

遺骨の身元は不明のままだったが、今年3月に地元団体の出資で血縁者を探すDNA鑑定が実施された。ダイモンドさんの遺族もサンプルを提供したところ、このほど本人の遺骨と判明し、州警察が発表した。

州警察の幹部は、遺族が事件に終止符を打てるよう全力を尽くすと表明。引き続き捜査を進めるとして、犯人につながる情報の提供を市民に呼び掛けた。

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