米CDC、渡航先別コロナ警戒レベルのリスト打ち切り

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ギリシャ・アテネの観光地を歩く旅行者ら=6月1日撮影/Louisa Gouliamaki/AFP via Getty Images

ギリシャ・アテネの観光地を歩く旅行者ら=6月1日撮影/Louisa Gouliamaki/AFP via Getty Images

(CNN) 米疾病対策センター(CDC)は3日、世界各地の新型コロナウイルス感染状況に基づく渡航警戒レベルのリスト更新を打ち切ると発表した。

CDCの報道担当者はCNN Travelに宛てた声明で、新型コロナの検査や感染者の報告を続ける国が減り、渡航先の正確な感染状況を把握しにくくなったと説明。

今後は懸念される変異株が出現するなど、CDCの渡航勧告に影響を及ぼす状況が認められる国についてだけ、通知を掲載する方針を示した。

CDCは2020年1月に中国への渡航情報を掲載してから、新型コロナ感染に特化した警戒レベルのリストを毎週月曜日に更新していた。

外国へ旅行する場合は渡航先にかかわらず、各自が受けられる新型コロナワクチンの接種を完了し、CDCの指針に従って行動するよう、引き続き呼び掛けている。

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