米サンフランシスコ市とNY州、サル痘に警戒態勢 米政府も緊急事態宣言を検討

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集団予防接種会場でサル痘ワクチンの接種を待つ人々=17日、米ニューヨーク市ブルックリン/Kena Betancur/AFP/Getty Images

集団予防接種会場でサル痘ワクチンの接種を待つ人々=17日、米ニューヨーク市ブルックリン/Kena Betancur/AFP/Getty Images

(CNN) 米カリフォルニア州サンフランシスコ市とニューヨーク州が28日、サル痘の感染拡大に関連してそれぞれ緊急事態宣言や脅威宣言を発表した。米保健福祉省は国内の状況を見極めながら、公衆衛生上の緊急事態を宣言するかどうか判断する。

サンフランシスコ市はワクチン需要が高まる中、対策や対応を強化する目的で8月1日から緊急事態宣言に入る。宣言によってより効率的な対策が打ち出せるようになり、州や連邦政府から交付される補助金も増えると市は説明している。

サンフランシスコ市公衆衛生局によると、市内でこれまでに確認されたサル痘の症例は261例。カリフォルニア州全体では計799例が確認されている。保健当局によると、特にLGBTQ+(性的少数者)でサル痘の感染リスクが高い状況が続いている。

一方、ニューヨーク州衛生局長は、ウイルスの急激な拡大を理由に公衆衛生に対する差し迫った脅威を宣言した。

米疾病対策センター(CDC)の集計によると、ニューヨーク州でサル痘の感染が確認された症例や感染の疑いがある症例は1247例に上る。米保健福祉省によれば、同州はサル痘のワクチン「ジンネオス」6万回分あまりを確保している。

サンフランシスコ市保健局は、需要の急増に対応するため3万5000回分のワクチンを求めたが、28日の時点で受け取ったのは1万2000回分のみで、週内に4220回分が届く予定だとしている。

ワシントン州シアトルのキング郡では、サル痘のリスクが高い4万人の接種に充てるため、保健当局が8万回分のワクチンを注文したが、約6%に当たる4720回分しか届いていないという。

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