米サンフランシスコ市とNY州、サル痘に警戒態勢 米政府も緊急事態宣言を検討

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サル痘ワクチン接種クリニックで並ぶ人々=6月6日、カナダ・ケベック州モントリオール/Christinne Muschi/Reuters/FILE

サル痘ワクチン接種クリニックで並ぶ人々=6月6日、カナダ・ケベック州モントリオール/Christinne Muschi/Reuters/FILE

ジンネオスのワクチンは、4週間以上の間隔をあけて2回接種すれば最も効果が高い。しかし需要が急増する一方で供給量は限られており、まずは1回目分の確保に力を入れ、2回目についてはあとで考えるという自治体もある。

米保健福祉局は、33万8000回分のワクチンを全米に配布したと説明する。米食品医薬品局(FDA)はジンネオスのワクチン78万6000回分を追加承認しており、自治体は29日から注文できる。

保健福祉省のザビエル・ベセラ長官は28日、サル痘への対応状況を見ながら公衆衛生上の緊急事態を宣言するかどうか判断すると述べ、「公衆衛生上の緊急事態を宣言するかどうかは、国内の対応状況に基づき判断する。我々は先手を打ち、この流行を終わらせなければならない」と強調した。

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