米中央軍、シリアでアルカイダ系幹部をドローン攻撃

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米中央軍はシリアでアルカイダ系のテロ組織「フラス・アルディン」幹部を狙った空爆を実施した/US Central Command

米中央軍はシリアでアルカイダ系のテロ組織「フラス・アルディン」幹部を狙った空爆を実施した/US Central Command

(CNN) 米中央軍は、シリアで27日にアルカイダ系のテロ組織「フラス・アルディン」幹部を狙った空爆を実施したと発表した。

この作戦のことを知る米当局者はCNNの取材に対し、今回の攻撃はドローンから行ったと述べ、同組織のアブ・ハムザ・イエメニ幹部が殺害されたことを「確信している」とした。中央軍の発表によると、標的としたイエメニ幹部は、シリア北西部イドリブ県で、バイクに乗って単独で移動中だった。これまでの調査では、今回の攻撃によって民間人の死傷者が出た形跡はないとしている。

米当局者は、シリアをめぐって衝突回避ホットライン経由でロシアに告知する必要はなかったとの認識を示した。

米軍率いる有志連合はこの2週間前、シリア北部のアレッポで過激派組織イラク・シリア・イスラム国(ISIS)の指導者を拘束していた。

米軍によると、拘束されたのは経験豊富な爆弾製造者からシリアでISISを率いる最高指導者の1人になった人物で、この地域を横断するテロ活動の調整役だったとされる。

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