トランプ氏、再選なら議会襲撃犯に「恩赦」示唆 共和党の知事反発

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トランプ氏、議会襲撃で訴追の人を「恩赦」発言

ワシントン(CNN) トランプ前米大統領が29日に集会で、次期大統領選で再選されたら昨年の議会議事堂襲撃事件で訴追された人々を恩赦すると示唆する発言を行った件で、東部ニューハンプシャー州のクリス・スヌヌ知事(共和党)は30日、トランプ氏に同意できないとの見解を示した。

スヌヌ氏はCNNの番組で、襲撃に加わった人々は「責任を問われる必要がある。法の支配がある」と述べた。また「2020年の(国内左派の反ファシズム運動)『アンティファ』での都市の放火騒ぎか、2021年の議事堂襲撃かを問わず」参加者は全員、公正に責任追及を受けるべきだとも述べた。

トランプ氏は29日、テキサス州で開かれた集会で、議会襲撃に加わった人々の刑事訴追に不満を表明。訴追や実刑判決は「不名誉」であり、「出馬して当選したら1月6日の人々を公正に扱う。それが恩赦を求めるなら恩赦を与えよう。なぜなら彼らは不公正に扱われているからだ」と述べた。

司法省はこれまで議会襲撃事件に関連して700人以上を訴追してきた。

トランプ氏の発言を受けて、共和党穏健派のスーザン・コリンズ上院議員(メーン州選出)は「トランプ氏が恩赦の約束をするべきだとは思えない」と述べて批判した。コリンズ氏はトランプ氏に対する2度目の弾劾(だんがい)裁判で弾劾に賛成した7人の共和党上院議員の一人。

トランプ氏支持者のリンジー・グラム上院議員(サウスカロライナ州選出)も、トランプ氏の発言は「不適切」だと述べ、有罪宣告を受けた人々はその罰に値するとの認識を示した。

トランプ氏を支持する一部の連邦議員は、議会襲撃で有罪となった人々の恩赦を求めている。次期大統領選の候補者となる可能性があるフロリダ州のデサンティス知事は、議会襲撃から1年を記念する式典について、トランプ氏支持者を「打ちのめす」ものだと発言していた。

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