米国人の女を起訴、ISISとの共謀で シリアで女性部隊を指揮

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米カンザス州出身の女がシリアで過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」に参加して女性部隊を指揮していたとして起訴された/Mandel Ngan/AFP/Getty Images

米カンザス州出身の女がシリアで過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」に参加して女性部隊を指揮していたとして起訴された/Mandel Ngan/AFP/Getty Images

(CNN) シリアで過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」に参加し、女性部隊を指揮していたとして、米カンザス州出身の女が米連邦検察に起訴された。

米司法省が29日に発表したところによると、アリソン・フルークエクレン被告(42)はテロ組織への物的支援とその共謀罪に問われている。シリアで拘束され、28日に身柄を米連邦捜査局(FBI)に引き渡された。

米国の大学を攻撃する工作員を勧誘しようとしたり、ショッピングモールへのテロ攻撃について話し合ったりしていたという。

2019年に起訴されていたが、起訴状は身柄引き渡し後の29日に公開された。

検察によると、同被告はシリアで16年以降、女性や子どもに突撃銃や手投げ弾、自爆用ベルトの使い方を教える任務を担っていた。ISISメンバーに滞在場所を提供し、ISIS指導者の演説を翻訳し、過激派思想を教えたともいわれている。

31日にはバージニア州アレクサンドリアの連邦裁判所に初出廷する予定。有罪となった場合、最大で禁錮20年の刑を言い渡される。

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