オミクロン変異株が猛威、米で急増続く 年明けにかけさらに増える予想

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米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は当面症例数が増えるのは確実と予測する/ABC News

米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は当面症例数が増えるのは確実と予測する/ABC News

新型コロナのために入院する子どもも増え続け、9月に記録した過去最高に近づいている。

首都ワシントンにある国立子ども病院の専門家は27日、同病院で行っている新型コロナ検査では半数近くが陽性と判定されていることを明らかにした。

これは、オミクロン株の市中感染がどれほど急速に拡大しているかを物語ると専門家は言う。ただ、これまでの変異株に比べて子どもたちの症状が重くなることはなく、ただ数が増えていると説明した。

DHHSと米疾病対策センター(CDC)の統計によると、子どもの入院数は24日までの1週間の平均で1日に262人だった。

これは前の週に比べてほぼ35%増えている。1日当たりの子どもの入院数は、8月下旬から9月初旬にかけての342人が最高だった。

CDCによると、新型コロナのために入院した17歳以下の乳児や子どもは2020年8月以来の累計で約7万5000人となっている。

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