米テキサス州で中絶禁止法が発効 妊娠初期から適用

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テキサス州の中絶禁止法をめぐり、州議会議事堂の外でデモ行進する人々/Sergio Flores/Getty Images

テキサス州の中絶禁止法をめぐり、州議会議事堂の外でデモ行進する人々/Sergio Flores/Getty Images

(CNN) 米テキサス州で1日、妊娠6週前後のごく初期から人工妊娠中絶を禁止する法律が施行された。

禁止法は今年5月に成立していた。中絶を実施する医院などが連邦最高裁と連邦高裁に施行の差し止めを求めていたが、司法の介入がないまま発効を迎えた。

胎児の心拍が確認できる時点から中絶が禁止される。これは妊娠6週ごろに当たり、本人がまだ妊娠自体に気付いていないケースも多い。医療上の緊急時は例外扱いだが、強姦(ごうかん)や近親相姦による妊娠にも適用される。

中絶手術を手掛ける病院などは、州内で中絶を希望する女性の少なくとも85%が診療を受けられなくなると主張する。

州内外の民間人はだれでも違反者を告発することができる。反対派によると、中絶手術を受ける友人を車で送ったり、費用を援助したり、聖職者の立場から支援したりした場合も訴えられる可能性がある。

最高裁が1973年に妊娠24週ごろまでの中絶を合憲とした「ロー対ウェイド判決」以来、米国内で施行される禁止法としては最も厳しいレベルとされる。

反対派は他州への影響を懸念している。最高裁では近く、妊娠15週以降の中絶を禁止するミシシッピ州法の合憲性をめぐる審理が予定されている。

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