ワクチンできてもマスク着用の必要性なくならず 米ファウチ所長

ファウチ氏は新型コロナのワクチンが開発されてもマスク着用などの対策を継続すべきとの見解を示した/Emanuele Cremaschi/Getty Images

ファウチ氏は新型コロナのワクチンが開発されてもマスク着用などの対策を継続すべきとの見解を示した/Emanuele Cremaschi/Getty Images

(CNN) 米国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)のファウチ所長は24日、たとえ効果的な新型コロナウイルス対策ワクチンが開発されたとしても、マスク着用やソーシャル・ディスタンシング(社会的距離の確保)、手洗いといった公衆衛生対策の代替にはならないとの見通しを示した。

ファウチ所長はフェイスブックのライブイベントでニュージャージー州のマーフィー知事と対談し、ワクチンは100%有効ではなく、人口の100%が接種するわけでもないと指摘。従って、新型コロナウイルスの感染が拡大する余地はあると予想した。

現実的に考えて、「人口の75~80%にワクチンを接種してもらうことができれば、かなりの成果と考えられる」とファウチ所長は述べ、「用心深く慎重な公衆衛生対策の必要性はなくならない」としている。

マスクを着用すべきもう1つの理由として、ファウチ所長は「エアロゾル感染が起きることを物語るデータは十分にある」と語り、ウイルスは飛沫 (ひまつ)に混じって地面に落ちるのではなく、空中に「一定時間」滞留する可能性があることを指摘した。

米疾病対策センター(CDC)は、公式サイトに掲載しているガイダンスの内容を18日に改訂し、新型コロナウイルスの空気感染に言及したが、この内容が掲載されたのは手違いだったとして21日に撤回している。

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