米諜報機関、郵送投票に対する脅威の証拠なし トランプ氏主張も

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トランプ氏は諸外国が大統領選挙の郵送投票を標的にすると主張している/Win McNamee/Getty Images

トランプ氏は諸外国が大統領選挙の郵送投票を標的にすると主張している/Win McNamee/Getty Images

ワシントン(CNN) 今秋行われる米大統領選の保護を担っている諜報(ちょうほう)機関の当局者は26日、ロシアを含む諸外国が郵送による投票に対して攻撃を行おうとしているということを示す情報も諜報も得ていないと明らかにした。

トランプ大統領は、敵対国が、大統領選を「操作」しようとする一環として郵便投票を標的にしていると繰り返し主張しているが、今回の当局者の発言はトランプ氏の主張と矛盾するものとなった。

当局者は、外国の勢力が大統領選に介入するために偽の投票用紙を大量に生産する可能性についても考慮に入れていない姿勢を示した。これもトランプ氏の主張とは異なっている。

しかし、当局者は、郵送の投票過程に不信を抱かせたり疑いを持たせたりしようとするトランプ氏の試みにロシアが便乗しようとするかについては言及を避けた。

諜報機関や関連機関はここ数週間、大統領選の安全上の脅威に関する情報の公開を協調して行っている。しかし、トランプ氏の行動や、ロシアがトランプ氏の発言を基に情報発信を調整しているかといったことに関する質問については対応が後ろ向きだ。

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