民主党のネバダ州党員集会 サンダース氏の勝利確実、バイデン氏及ばず

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大統領選に向けた野党・民主党の候補者争い第3戦となるネバダ州の党員集会で、CNNの予測では、バーニー・サンダース上院議員の勝利が確実となった/Alex Wong/Getty Images

大統領選に向けた野党・民主党の候補者争い第3戦となるネバダ州の党員集会で、CNNの予測では、バーニー・サンダース上院議員の勝利が確実となった/Alex Wong/Getty Images

(CNN) 米大統領選に向けた野党・民主党の候補者争い第3戦となるネバダ州の党員集会が22日に開かれ、CNNの予測でサンダース上院議員の勝利が確実となった。

サンダース氏はこれで、ニューハンプシャー州予備選に続く2連勝を収めたことになる。

同氏はテキサス州サンアントニオで支持者らを前に勝利を宣言し、草の根運動で全米を席巻すると予告。トランプ大統領が国民を分断することで選挙に勝とうとしているのに対し、「我々は逆に国民をひとつにまとめることによって勝利する」と述べた。

ネバダ州では先月までバイデン前副大統領の優勢が伝えられていたが、サンダース陣営が昨年半ばから展開してきた組織的な選挙戦が功を奏し、本選に勝てる候補としての存在を印象付けた。

サンダース氏は特に同州で大きな割合を占める中南米系の有権者に向け、テレビやラジオ、ソーシャルメディア、音楽配信サービスなどを通して支持を訴えた。

当日の入り口調査では、中南米系有権者からの支持率でサンダース氏が54%と、2位のブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長を40ポイントも引き離した。黒人の支持率はバイデン氏がトップだった。

ネバダ州では今回、期日前投票が実施され、4日間で7万5000人が投票。期日前投票のなかった前回の党員集会で、当日投票した8万4000人に迫っていた。党本部によると、このうち半数以上は党員集会に初めて参加した有権者とみられ、結果に大きな影響を与えることが予想されていた。

同州の集計作業は、アイオワ州で新たに導入したアプリの不具合が混乱を招いたとの反省に基づき、各地の会場が紙ベースのデータを電話で報告する伝統的な方法で進められた。

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