ブルームバーグ前NY市長、大統領選当選なら創業の通信社「売却」

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民主党からの指名を目指しているマイケル・ブルームバーグ氏。大統領に当選した場合は創業の通信社を売却する考えだという/Brett Carlsen/Getty Images

民主党からの指名を目指しているマイケル・ブルームバーグ氏。大統領に当選した場合は創業の通信社を売却する考えだという/Brett Carlsen/Getty Images

ワシントン(CNN) 今年11月の米大統領選の民主党候補指名を争うブルームバーグ前ニューヨーク市長の陣営は20日までに、同氏が大統領に当選した場合、自ら創業したブルームバーグ通信社を売却する意向であることを明らかにした。

陣営のティム・オブライエン顧問はCNNの番組で、大統領在任者と実業家であることの不透明な境界線がしばしば批判されるトランプ氏とは「180度異なった」立場と強調。「トランプ氏は金融的に利益相反を歩み続けている」とも述べた。

同顧問の発言はまた、大富豪として知られるブルームバーグ氏が大統領選へ向けて続けざまの宣伝活動や大規模な陣営スタッフの構築に私財を投じ、他の民主党の大統領選候補者から強い批判を踏まえた形ともなっている。

ブルームバーグ氏自身も2018年、大統領選に出馬し当選した場合の同通信社との関係をめぐる米ラジオ局の質問に、白紙委任もしくは売却の方法があると指摘。ただ、自らの年齢に触れながら、「売却が可能ならそうするだろう」と述べていた。

オブライエン顧問は、ブルームバーグ氏は当選すればトランプ氏と違って納税申告書を公開するとの方針も示した。

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