米国人男性がハンストの末に死亡、エジプトで6年間拘束

(CNN) 2013年にカイロの親族を訪問した際に拘束され、禁錮刑に服していたエジプト系米国人男性が13日、心不全で死亡した。米国の支援団体が明らかにした。

ムスタファ・カッセム氏は13年8月に拘束され、治安部隊から暴行を受けた。5年以上にわたって拘置施設に収容された後、正式な裁判手続きを経ないまま18年9月に禁錮15年の刑を言い渡されていた。

カッセム氏はその後まもなく、トランプ米大統領にあてた手書きの書簡で助けを求めた。

書簡の中で、自分は糖尿病だが命がけでハンガーストライキをすると宣言。「私は別人のように変わり果てた。こんな姿を子どもたちの記憶にとどめたくない」と書きつつ、トランプ氏に目を向けてもらう方法はハンスト以外にないと訴えた。

支援団体の責任者によると、カッセム氏は固形物を口にしないハンストを断続的に繰り返していたが、先週からは水分も取らなくなった。まもなく地元の病院へ運ばれ、そのまま亡くなったという。

カッセム氏の書簡には、トランプ氏に命を預けるとも書かれていた。親族を代表して共和党の下院議員がトランプ氏に書簡を渡したが、同氏が目を通したかどうかは不明だ。

国務省のシェンカー次官補はカッセム氏の死去を受けた記者会見で「避けられるはずの悲劇だった」と述べ、遺族らに弔意を表した。ただし国務省高官が13日に語ったところによると、エジプト政府に対してどのような措置を取るかは依然検討中だという。

支援団体の責任者によれば、エジプトでは現在、ほかに少なくとも6人の米国人が拘束されている。

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