結婚指輪のために銀行強盗、婚約者に説得され男が出頭 米

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監視カメラの画像を見た婚約者が、出頭するように男を説得した/Trinity County Sheriff

監視カメラの画像を見た婚約者が、出頭するように男を説得した/Trinity County Sheriff

(CNN) 米テキサス州で、結婚指輪を買えないとして銀行強盗を働いた男が婚約者に説得されて保安官事務所に出頭する出来事があった。

同州トリニティー郡の保安官事務所によれば、男は今月4日、銀行で強盗を行った約2時間後に出頭していた。翌日は男の結婚式が予定されていた。銀行と保安官事務所は150メートルほどしか離れていない位置にある。

保安官事務所によれば、男は翌日に結婚を控えていたものの、結婚指輪を買ったり式場に支払ったりするための金がなかったと供述しているという。

男は銀行に行って金を要求し、武器を持っていると述べたという。男はその後、金を持って逃走した。金額は明らかになっていない。

保安官事務所は銀行の監視カメラが捉えた男の画像や犯行に使われた車両の特徴をSNS上で公開し、容疑者の身元特定を呼び掛けた。

これに男の婚約者が反応した。画像から男だとわかると、出頭するよう説得した。

男は加重強盗の容疑で逮捕された。男は事情聴取で強盗を行ったことを自白したという。当局は金の大部分を回収したほか、車の中から拳銃1丁を発見していた。

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