民主党議員や記者の大量殺害計画か、米沿岸警備隊の大尉

大量殺害を計画していたという沿岸警備隊隊員の自宅から押収した銃器/US District Court in Maryland

大量殺害を計画していたという沿岸警備隊隊員の自宅から押収した銃器/US District Court in Maryland

(CNN) 米沿岸警備隊は21日までに、民主党の著名な連邦議員やCNN、MSNBC両テレビの記者の大量抹殺(まっさつ)を狙った襲撃を企て、大量の武器を隠匿していた疑いで米メリーランド州に住む男の同隊大尉(49)を逮捕したと発表した。

裁判所文書によると、逮捕の容疑罪名は銃器や薬物関連となっている。自宅の捜索で銃15丁、実弾1000発以上も押収した。

抹殺リストも判明し、大統領選への立候補を先に表明したコリー・ブッカー上院議員、昨年の中間選挙で女性下院議員として最年少で当選したアレクサンドリア・オカシオコルテス氏や次期大統領選での有力候補とされるベト・オルーク前下院議員らが含まれていた。

容疑者は過激思想や白人至上主義を信奉。ノルウェーで2011年に2件のテロ攻撃を起こし、77人を殺害した同国人の男の思想や行動にならったなどと主張している。

また、ステロイドや成長ホルモンなどの薬物の貯蔵も発覚。ノルウェー人のテロ犯の教えに従い攻撃能力を高めるためとも主張した。

検察当局が入手した容疑者の電子メールの中では「地上のほぼ全ての最後の人間を殺す手段を夢見ている」とも記していた。また、米国の有名なネオナチ指導者に向けたとみられるメールには「欧州が失ったような白人の母国が必要」と書かれていた。

容疑者は海兵隊出身で、ワシントンの沿岸警備隊本部に配属されていた。

沿岸警備隊幹部は声明で、今回の逮捕は同隊が主導してきた捜査の一環とし、調べは続いていると表明。米連邦捜査局(FBI)や司法省も協力しているとした。

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