トランプ米大統領、サウジ政府を弁護 記者殺害疑惑で

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トランプ大統領は16日のインタビューでサウジ政府を弁護した/Pool/Getty Images

トランプ大統領は16日のインタビューでサウジ政府を弁護した/Pool/Getty Images

ワシントン(CNN) サウジアラビアの反体制派記者、ジャマル・カショギ氏が行方不明になった事件にサウジ政府が関与した疑惑が指摘されている問題で、米国のトランプ大統領が16日のインタビューでサウジ政府を弁護した。

トランプ大統領はホワイトハウスでAP通信のインタビューに答え、サウジ政府が非難されている状況について、「ここでもまた、推定有罪にされている」と訴えた。

さらに、連邦最高裁判事に指名されたブレット・カバノー氏が性的暴行で告発された問題に今回のサウジ政府批判をなぞらえ、「カバノー判事の時もそうだったが、私が知る限り、同氏は無罪だった」と強調した。

会議に出席するためサウジアラビア訪問を予定しているムニューシン財務長官については、予定通り訪問するとしながらも、捜査の結果次第では中止するかもしれないと述べ、「他国の動向も参考にする」とした。

トランプ大統領はこれまでカショギ氏の事件に関連したサウジ政府批判を控えてきた。15日にはサウジ国王が関与を否定していると指摘し、「外れ者の殺し屋」が関与したのではないかと発言していた。

AP通信のインタビューでは「殺し屋」説について、サウジ指導部と話して感じた自分の「感」であり、サウジ国王の言葉ではないと説明している。

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