フライト中の性的暴行が激増、米FBIが警告

フライト中に発生する性的暴行事件が警戒すべき水準で増加しているという

フライト中に発生する性的暴行事件が警戒すべき水準で増加しているという

(CNN) 米連邦捜査局(FBI)は20日、民間航空会社のフライト中に発生する性的暴行事件が2014会計年度から17年度にかけて66%増加し、警戒すべき水準で広がっていると警告した。

昨年中に捜査に踏み切った件数は63件。16年は57件、15年40件、14年は38件だった。実際に起きた件数がより多いのは確実とも見ている。犯行が増加基調にある背景要因は突き止めていないとした。

CNNは昨年、フライト中の性的暴行事件の件数の正確な把握は連邦機関が全米規模でこの種のデータを収集していないため困難と報道。FBI捜査官は、多くの乗客が旅客機が着陸するまで事例を報告しないことに衝撃を覚えているとも説明している。証拠収集や証人確保などに障害が生じるとした。

この捜査官によると、犯行の多くは機中泊が伴ったり、機内照明が暗くなる3時間以上の飛行やアルコール類摂取が絡むフライト中に発生。

FBIによると、性的暴行対策に関する訓練は乗務員に施していない。ただ、航空会社自身が性的暴行に関するポスター掲示などの対策を講じるよう注意を喚起しているとした。

世界最大級の乗務員労働組合が2016年に実施した約2000人の組合員を対象にしたアンケート調査によると、5人に1人が乗務中に乗客間の性的暴行事件の報告を受けたと回答。ただ、このうち治安当局に通報されたのは半数以下だったという。

乗務員は被害を訴えられたとしても対応策について会社側から明示されていないとの現状があるともした。

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