噴火から家を守った男性、溶岩に直撃され重傷 ハワイ

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クリントンさんの家のすぐそばに落下した溶岩弾の痕

クリントンさんの家のすぐそばに落下した溶岩弾の痕

交代で家を守っていた元妻のリサ・ローチさんが、クリントンさんを病院に運んだ。ローチさんによれば、溶岩の高熱のおかげで傷口が焼かれ、出血を食い止めていたという。

クリントンさんのいたバルコニーも火に包まれたが、近所の住民が消し止めた。

クリントンさんは2本の骨が折れ、骨の一部が露出していた。これまでに2回の手術を受け、さらに手術が必要になる見通しだが、つま先は動かすことができるようになり、回復が見込めるという。しかし少なくとも6週間は、けがをした方の足に体重をかけることはできそうにない。

それでも自分の身を危険にさらしたことは後悔していないとクリントンさんは言い切る。溶岩に直撃されるまで、負傷するリスクは低いと考え、危険を冒しても家を守る価値はあると考えていたという。

ただ、次に戻ることができたら、溶岩に当たらないよう、もっと気を付けるとクリントンさん。「私たちはずっと、最前列であらゆる角度から見る溶岩を楽しんでいた」「これほどの至近距離で見て、建物を幾つか救うことができるのは素晴らしかった」と話している。

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