高層ビルから路上へ銃撃、警官突入し容疑者射殺 米

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高層ビルからの銃撃を受け、警官隊が現場に集結

高層ビルからの銃撃を受け、警官隊が現場に集結

(CNN) 米ネバダ州リノの警察などは30日までに、市内にある高層ビルの内部から街頭への銃撃事件が発生し、警察の特殊部隊が犯行現場の室内に突入し、容疑者に発砲し、取り押さえたことを明らかにした。

容疑者は搬送先の病院で死亡した。現段階で銃撃の標的や動機はわかっていない。

地元警察によると、通行人の1人が手に軽傷を負った。撃たれた末の負傷なのかは不明。警官隊の突入前、市内中心部の複数の通りが封鎖された。また、銃撃が続く際、同ビルの入居者や通行人らは近くのカジノへの退避を指示された。

銃撃が起きた室内には女性1人がいたが、逮捕はされていない。身元も明らかにしていない。

事件が起きたのは分譲マンションビルの「モンタージュ」で、高さは20階以上。地元のCNN系列局KRNVは警察筋の情報として、容疑者は8階から発砲したと伝えた。

警察の報道発表文によると、銃撃は現地時間の28日午後7時ちょっと前、シエラ通り上で発生。現場は市内にある複数のカジノから遠く離れていないという。

警察は容疑者に接触したが、発砲をやめなかったため突入に踏み切っていた。リノに隣接するスパークスの警察は、捜査は初期段階としながらも単独犯による犯行とみられると発表した。

事件発生時、モンタージュの22階にいた男性は多数の警察車両が同ビルにつながる複数の通りに集結する様子のビデオをツイッターに投稿した。

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