HIV陽性の元補助教員、性的暴行など206の罪で起訴 米

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(CNN) 米メリーランド州の検察はこのほど、未成年の生徒に対する性的暴行などで逮捕された同州の元補助教員の容疑者について新たな告発を行った。エイズウイルス(HIV)検査で陽性反応が出ている同容疑者は、これで合計206の罪で起訴されたことになる。

州検察によると、カルロス・デンジェロ・ベル容疑者(30)に対する起訴件数は20日の時点で206となった。この中には2015年5月から17年6月にかけて行われたとみられる性的暴行や児童ポルノの録画といった罪が含まれる。

ベル容疑者は州内の中学校と高校で、補助教員並びに陸上のコーチとして勤務していた。被害者とされる生徒の年齢は11~17歳。身元が特定されている約28人のほか、特定されていない生徒も14人いる。州検察によれば、これらの被害者からHIVの陽性反応は出ていない。

地元の郡保安官事務所はベル容疑者について、6カ月の捜査の後、少なくとも7人の少年に性的暴行を加えた罪で6月30日に逮捕されたと説明。勤務先の中学と高校からは、捜査が始まった時点で解雇されている。

ベル容疑者は現在保釈無しで拘留中。裁判は来年1月に始まる予定だ。有罪になれば終身刑の判決を受ける可能性があると州検察はみている。CNNはベル容疑者の弁護士に連絡を取ったが返答は得られていない。

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