共和党上院議員へ「刺客」、バノン氏らが擁立を検討 米

2017.09.11 Mon posted at 15:00 JST

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ワシントン(CNN) 米国のスティーブ・バノン前首席戦略官らが、2018年中間選挙の共和党予備選で現職上院議員への対抗馬擁立を準備していることが11日までに分かった。バノン氏に近い情報筋がCNNに明らかにした。

標的となっているのはテネシー州選出のボブ・コーカー、ミシシッピ州選出のロジャー・ウィッカー、アラバマ州選出のルーサー・ストレンジ、ネバダ州選出のディーン・ヘラー、アリゾナ州選出のジェフ・フレークの各上院議員だという。

バノン氏は10日夜に放送された米CBSテレビの番組で、「共和党主流派は2016年の大統領選を無効化しようとしている」と主張。党主流派内でトランプ大統領の方針に反対しているのは誰かと司会者から問われると、ミッチ・マコネル上院院内総務とポール・ライアン下院議長の名前を挙げた。

政策課題の実現にあたりトランプ氏が必要とする人物を攻撃する形になることについて聞かれると、共和党指導層は「通告を受けない限り」、こうした協力を行う見込みはないと発言。「彼らは大統領の政策に協力していない。連邦議会では公然の秘密だ」と述べた。

今回の展開を最初に報じた政治専門メディアのポリティコによれば、バノン氏は予備選で支援する計画の対抗馬候補と私的に会談した。

保守派の大口献金者ロバート・マーサー氏との協力を始めたほか、共和党議員を標的とした活動を行いトランプ氏の方針を後押しするとみられている外部団体に仲間を送り込んだという。

バノン氏は8月中旬、ホワイトハウス内の権力再編で更迭された。この数週間前には、ジョン・ケリー海兵隊退役大将が首席補佐官に就任。内部分裂に見舞われている政権運営に秩序をもたらすことを目的に掲げていた。

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