トランプ氏、「かつてない事態」 ハリケーンへの警戒呼びかけ

2017.09.10 Sun posted at 15:34 JST

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(CNN) トランプ米大統領は9日、首都ワシントン近郊の大統領山荘キャンプデービッドで閣議を開き、大型ハリケーン「イルマ」への警戒を改めて呼び掛けた。

ホワイトハウスが公開した閣議の映像で、トランプ氏は「我々は状況を24時間態勢で監視し、全ての州知事や州、地方当局者らと常時連絡を取っている」「命を守り、被災者を支援するために全力を尽くしている」と強調。「かつて目にしたことのない事態だ」と述べ、迅速な対応を約束した。

同氏はフロリダ、ジョージア、サウスカロライナの各州と米領プエルトリコ、バージン諸島への非常事態宣言発令を承認したと述べ、ハリケーンの進路に当たる地域の住民に「全員指示に従い、避難してほしい」と改めて呼び掛けた。

またハリケーンの被害によって税制改革の緊急性が増すとの見方を示し、議会に対して審議の迅速化を求めると表明。かねて主張してきた税制の簡素化、中間層向けの大幅減税、法人税の引き下げなどを急ぐ必要があると強調した。

連邦緊急事態管理庁(FEMA)のロング長官はCNNとのインタビューで、フロリダ州などの住民数百万人が今後何日間、あるいは何週間も停電の被害を受ける可能性を指摘した。

ロング氏はまた、甚大な被害が予想される同州南部沖フロリダキーズの住民らに対し、「地域内に安全な場所はない」と強調。避難せずにとどまった場合、救援チームが到達するまでには時間がかかり、自力で切り抜けることになると警告した。

議会ではハリケーンの災害対策費として150億ドル(約1兆6200億円)の緊急予算が承認されたが、今後長期にわたってさらに費用が必要になることは必至とみられる。

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