トランスジェンダーの軍入隊、米国防長官が決定を延期

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米国防総省のミサイル防衛局が弾道ミサイルの迎撃実験に成功

米国防総省のミサイル防衛局が弾道ミサイルの迎撃実験に成功

(CNN) マティス米国防長官は2日までに、心と体の性が一致しないトランスジェンダーの人々の米軍入隊を認める決定を下すことを半年間延期するとの考えを示した。CNNが入手した内部メモの中で明らかにした。

この中で長官は、延期による時間的余裕を使い、入隊の承認が軍の即応態勢や致死性が伴う作戦遂行能力などへの影響力をより慎重に見極めたいと述べた。ただ、延期は検討の結果を前提にしたものではないとも語った。

トランスジェンダーの人々の入隊問題ではカーター前国防長官が昨年、公の形での従軍を禁じてきた従来の措置の撤廃を発表。ただ、入隊許可の措置は段階的に進められるとの考えも示していた。

トランスジェンダーの新兵入隊に関する決定事項の期限は7月1日に設定されてもいた。この中で米軍4軍の指導者は先週、期限の延長を要請していた。

与党・共和党の議員の多くはトランスジェンダーの人々の従軍許可に反対している。一方で、米軍内での性的少数者(LGBT)の権利保護を唱える団体「アメリカン・ミリタリー・パートナー・アソシエーション」はマティス長官による期限延期に失望を表明した。

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