トランプ大統領に捜査中止を迫られた――前FBI長官が爆弾証言

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
コミー氏によれば、トランプ大統領から「忠誠」を求められたという

コミー氏によれば、トランプ大統領から「忠誠」を求められたという

コミー氏の証言は、トランプ大統領が5月18日の記者会見で語った内容とは矛盾する。大統領はロシア問題に関するフリン氏への捜査を打ち切るようFBI長官に要求したのかと尋ねられ、「ノー、ノー。次の質問」と発言していた。

一方、トランプ大統領個人に対する捜査については、就任前と就任後に1度ずつ、トランプ大統領が捜査対象になっていないことを本人に告げたとコミー氏は証言。議会指導部に対しても、FBIはトランプ大統領個人に対する捜査は行っていないと説明したとしている。

忠誠の要求については、1月に初めて夕食を共にした際に、トランプ大統領から「私は忠誠を必要とする。私は忠誠を期待する」と求められたとコミー氏は証言している。「その後の気まずい沈黙の間、私は動くことも、話すことも、表情を変えることも一切しなかった」とコミー氏は述べ、大統領に対して常に誠実でいるとの意味でコミー氏が返答すると、トランプ大統領は「私が望むのはそれだ。誠実な忠誠心だ」と応じたとされる。

「USA」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]