第3回TV討論会、最後の直接対決から見えた5つのポイント

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討論会ではクリントン氏がうまく切り返す場面も

討論会ではクリントン氏がうまく切り返す場面も

この発言で、トランプ氏は最も必要としている有権者を遠ざけてしまったかもしれない。トランプ氏は何度も「違う」と言い、クリントン氏が計画を提示すると「あなたにはできない」と指摘した。クリントン氏が発言に割って入ろうとすると、トランプ氏は手を挙げて、「すまない、私の番だ」と述べた。

餌につられるトランプ氏

討論会は当初、これまでのような選挙戦の様相を呈していた。2人の候補者は最高裁判事の指名をめぐり、それぞれの正義の形について議論した。トランプ氏は銃の権利を擁護し、クリントン氏は人工妊娠中絶の権利を支持した。

ウィキリークスが公開したメールをめぐり、トランプ氏がクリントン氏を見事に攻撃する場面もあった。

一方、クリントン氏もトランプ氏を攻撃し、以前と同じように成功を収めた。

クリントン氏は、トランプ氏がメキシコのペニャニエト大統領との会談で国境に築くとされる壁について言及しなかったと指摘。トランプ氏が自分の方がロシアのプーチン大統領とうまくやれると強調すると、クリントン氏は、トランプ氏がプーチン大統領の操り人形だと指摘した。

ここから、トランプ氏の足元がふらつき始め、すぐに大きな失敗を犯した。

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