トランプ氏、選対本部長を解任 支持率低下に対応か

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トランプ陣営の選対本部長を務めるコーリー・ルワンドウスキ氏(左)が解任された

トランプ陣営の選対本部長を務めるコーリー・ルワンドウスキ氏(左)が解任された

(CNN) 米大統領選の共和党候補に確定している実業家ドナルド・トランプ氏が20日、選対本部長のコーリー・ルワンドウスキ氏を解任すると発表した。同氏をめぐっては、トランプ氏の長女夫妻らとの確執が伝えられていた。

トランプ陣営の顔ぶれでは過去最大の変化になる。陣営内部では最近、本選へ向けて選挙戦の刷新を求める声が高まっていた。

ルワンドウスキ氏はトランプ氏を熱烈に支持し、親密な関係を守ってきた人物として知られる。解任は選対本部の広報担当者、ホープ・ヒックス氏が発表した。側近の1人によると、同日午前に開かれたトランプ氏の家族との週例会合で決定したという。

この決定はルワンドウスキ氏にとって青天のへきれきだったようだ。共和党のある情報筋によると、同氏は解任が発表される数時間前、20日午前の時点でまだ党全国委員会(RNC)のスタッフと電話で打ち合わせをしていた。

ルワンドウスキ氏はCNNとのインタビューで解任された理由を問われ、「分からない」と答えた。同氏は一方で、「私が知っているのは、我々がこの選挙戦で歴史的な業績をあげてきたということだ」と強調。トランプ氏との「和やかな会話」で「参加できて光栄だった」と告げたことを明かし、「実際に心の底からそう思う」と述べた。同氏が陣営の足を引っ張るようになっていたとされる説は繰り返し否定し、「この選挙戦に悔いはない」と断言した。

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