米NYの列車脱線 時速130キロでカーブに突入か

事故現場の様子=NTSB提供

事故現場の様子=NTSB提供

ニューヨーク(CNN) 米ニューヨーク市ブロンクスで起きた列車脱線事故を調べている連邦当局は2日、暫定的なデータに基づく情報として、列車が猛スピードで現場の急カーブに突入した可能性を指摘した。

米国家運輸安全委員会(NTSB)によると、機関車と客車1両から回収された記録装置には、カーブに入った時のスピードが時速約132キロに達していたことを示すデータが残っていた。制限速度はカーブ区間が48キロ、その前の区間が112キロだった。運転士がブレーキをかけたのは事故のわずか5秒前だったとの記録もあるという。

NTSBは「これらは何が起きたかを示すデータで、事故原因を示すデータではない」と強調。運転士らに事情を聴くなどして事故原因の調査を進めている。

事故当時、列車には約150人が乗っていた。ニューヨーク市内での仕事に向かっていた男性ら4人が死亡し、少なくとも67人が負傷した。

現場の捜査当局者によると、運転士は「ブレーキをかけたがきかなかった」と話している。捜査に加わっている当局幹部は、現場での運転士の話は筋が通っていて、酒酔いなどの兆候はみられなかったと指摘する。

一方NTSBのメンバーらによると、ブレーキや線路、信号システムに明らかな異常は見つかっていない。線路の点検は週2回実施され、異常なしとの結果が出ていたという。

事故の起きたメトロノース鉄道ハドソン線は現場検証や処理のため、一部区間で運行を停止している。当局者らは今週末までに運転を再開したい構えだ。

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