歴史・文化・NRA――なぜ米国では銃規制が議題に上らないのか

NRAなどの銃保有擁護団体は、共和党と協力関係にあるほか、個人への政府の干渉を懸念し連邦政府に対して敵意さえ見せる人々とも連携している。

NRAの幹部は、6人が殺害されギフォーズ下院議員(当時)を含む13人が負傷した事件後の11年の集会でも、「銃規制でより安全になるというのは嘘(うそ)で、法律などあてにならない」と主張している。

CNNと世論調査機関ギャラップ社が共同で実施した調査では、米国人は長年、現行の銃規制支持派と銃規制強化派とに二分されており、銃規制撤廃派はごく少数である。だが、ギフォーズ下院議員が瀕死の重傷を負った昨年の事件後でも、連邦議会・州議会議員が新たな銃規制のために動くことはなかった。

この種の犯罪は米国に限った話ではない。

しかし、一見して普通の人が異様な暴力事件のために銃を使う場所として世界の人々が思い浮かべる場所といえば、おそらく米国になるだろう。米国における銃に対する歴史的・文化的な愛着は他に類を見ないものだ。武装した米国がそこにいる。

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