米原子力規制委、原発周辺住民の発がんリスク調査へ 20年ぶり

(CNN) 米原子力規制委員会(NRC)は23日、原発の周辺に住む住民の発がんリスクについて調べるため、約20年ぶりの調査を実施すると発表した。まずコネティカットやカリフォルニアなどの州にある7カ所の原発などで、試験的な調査に着手する。

原発周辺住民の発がんリスクをめぐっては、米国立がん研究所が1991年に発表した大掛かりな調査で、周辺住民ががんで死亡するリスクが高いことを裏付けるような結果は出なかったと結論付けている。NRCは20年以上にわたってこの調査を根拠として利用してきた。

しかし、この調査結果が時代遅れとなり、調査や分析の方法も進歩したことを受け、改めて調査を実施することにしたとNRCは説明する。

NRCは、原子炉から放出される放射線量の現在公表されている数値から判断すると、近隣住民の発がんリスクが高まるという結果は出ないはずだと指摘する。それでも調査に踏み切るのは、健康上の不安を訴える声に対応し、不安を和らげる目的で利用できると判断したためだという。

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