2023年にモンゴルを訪れるべき理由10選

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モンゴル・ウランバートル(CNN) 辺境にあり、夏が短いという理由から、モンゴルは長らく旅行者に見過ごされてきた。

だが同国は、外国人旅行者の入国条件を緩和し、インフラの整備を進め、さらなる観光客の受け入れを進めていることから、2023年はモンゴルを訪れるのにベストな時期かもしれない。

本記事では、モンゴル旅行を今すぐ計画すべき10の理由を紹介しよう。

ビザ免除の対象国が拡大

モンゴル政府は23~25年を「モンゴル訪問の年」と宣言し、新たに34カ国がビザ(査証)免除の対象国リストに追加された。

追加されたのは、デンマーク、フランス、ギリシャ、イタリア、ノルウェー、スペイン、英国を含む欧州諸国、オーストラリア、ニュージーランドなど。ビザ免除の対象国・地域の総数は61となった。

総工費約870億円の新空港が開港

長年の遅延や新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)などを経て、21年夏、ついにチンギス・ハーン国際空港が開港した。

年間およそ300万人(旧空港の2倍)の旅客に対応でき、500の駐機場を増設。国内線や格安航空の増便に対応するインフラを備えた新空港は、観光産業の発展を目指すモンゴルにとって歓迎すべき存在だ。

空港の開港後、同国の格安航空会社(LCC)エズニス航空は香港線を再就航した。また、米国への直行便の運航再開に向けた協議が進んでいると伝えられている。

近代的な博物館が開館

モンゴルの激動の歴史を美しく、新鮮に映し出したチンギス・ハーン博物館が最近開館した。

2000年以上にわたる歴史の中から1万点以上の遺物が展示され、モンゴル民族とモンゴル帝国の建国から衰退までの歴史を探求できる。

博物館は8階建てで、六つの常設展示室と二つの企画展示室から構成されている。毎週土曜日と日曜日の午前10時から午後4時まで、英語によるガイドツアーを無料で実施している。

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