ローマに登場したピザ自販機、記者と地元っ子が試食した感想は?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
生地をくるくると回すことで知られるローマのピザ職人/Cecilia Fabiano/LaPresse/AP

生地をくるくると回すことで知られるローマのピザ職人/Cecilia Fabiano/LaPresse/AP

ピザは「クラシック・マルガリータ」「クアトロフォルマッジ(4種類のチーズ)」「スパイシーサラミ」「パンチェッタ(ベーコンの1種)」の4種類。記者がクアトロフォルマッジ(6ユーロ=約770円)を選ぶと、自販機が動き始めた。

記者の目の前で、水と小麦粉が混ぜられて円盤状の生地が出来上がり、トマトピューレとトッピングが載せられて、最後に小さなオーブンで焼き上げられた。その工程は最初から最後まで衛生的に見え、ピザは驚くほどおいしそうに見えた。

タクシー運転手は1切れ食べたいと所望し、生地はどちらかといえばピアディナのようだと感想をもらしたものの、嫌悪しているようには見えなかった。実際のところ、思ったよりおいしいと言いたいのをこらえているように見えた。ただし値段は高いと不満げで、トラステベレに行けば同じ値段で本格マルガリータが食べられると主張。「ピザはピザ職人が作るべきだ」というのが運転手の最終判断だった。

記者の印象は、運転手ほどは悪くなかった。これで次にサッカー観戦後に必要を感じた場合、どこへ行けばいいのかが分かった。

「イタリア」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]