米国の元サーカスゾウ、引退後は広々した保護区で余生送る

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保護区は規模を拡張する予定だが、ゾウの事情を最優先に急がず進める方針だという

保護区は規模を拡張する予定だが、ゾウの事情を最優先に急がず進める方針だという

ガッド氏によると、ポルクシティの飼育場にいるゾウのうち8頭はオスで、彼らは異なるレベルで要塞(ようさい)化されたフェンス、小屋、輸送手段によって他のゾウたちから離しておく必要があるという。

ガッド氏は「オスのアジアゾウは、互いに我慢し合う、結束力の強い群れは形成しないと考えられている」とし、「そのため、オスゾウ専用の複数の居住地と飼育小屋が完成するまで彼らをここに連れてこない」と付け加えた。

またポルクシティの飼育場には、米国最高齢のメスゾウの一部が暮らしているが、その中には、環境の変化やホワイトオークまでの300キロ以上の移動にうまく対応できないゾウがいるかもしれない。また高齢のゾウの輸送には、そのために特別にカスタマイズされた輸送トラックや獣医、飼育係が必要だ。

ガッド氏は「彼女たちをここに連れてこられなかったとしても、彼女たちが死ぬまで(ポルクシティの飼育場で)世話を続ける」としている。

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