英バッキンガム宮殿の庭園、夏のピクニックに解放 女王が公認

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バッキンガム宮殿の庭園=英ロンドン/John Campbell/Royal Collection Trust/Her Majesty Queen Elizabeth II 2021

バッキンガム宮殿の庭園=英ロンドン/John Campbell/Royal Collection Trust/Her Majesty Queen Elizabeth II 2021

(CNN) 英ロンドンにあるバッキンガム宮殿の庭園がこの夏一般に開放され、入場者が自由に庭園内を散策できるようになる。エリザベス女王が同宮殿史上初めて自由な散策を認めた。王室の資産管理団体が8日、CNNに明らかにした。

バッキンガム宮殿はエリザベス女王の公邸で、庭園の広さは約15万8000平方メートル。7月から9月まで有料で一般に公開され、入場者が庭園内を散策したり芝生でピクニックを楽しんだりできるようになる。

庭園の一部はこれまでもガイド付きのバッキンガム宮殿ツアーに参加すれば見学が可能だったが、今回は入場できる範囲を大幅に拡大する。

園内には希少な動植物が生息し、サクラソウやブルーベルが咲き乱れ、ツバキやモクレン、ツツジなどが生い茂る。ロンドンではほとんど見られない希少な原生植物や、ビクトリア女王とアルバート公が植樹した記念樹もある。

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