高級ホテルのマットレス盗難、過去2年近くで49件発生

マットレスの盗難件数は49件にのぼるという/Koron/Moment RF/Getty Images

マットレスの盗難件数は49件にのぼるという/Koron/Moment RF/Getty Images

(CNN) 高級ホテルの検索サイトが、四つ星から五つ星のホテル1000軒超を対象に客室からの盗難について調査したところ、マットレスを盗まれる事例が昨年1月以降49件発生していることがこのほど明らかになった。ほかにもコーヒーメーカーや動物の剥製(はくせい)など、一見するとこっそり盗み出すのは困難に思える意外なものも持ち去られている。

高級ホテル検索サイトのウェルネスヘブンは、主に欧州とアジア地域の四つ星ホテル634軒、五つ星ホテル523軒をそれぞれ調査し、客室からの盗難に関するデータを集計した。その結果、2018年1月以降、49軒のホテルがマットレスの盗難について報告していることが分かった。

ウェルネスヘブンのタッシロ・カイルマン最高経営責任者(CEO)は、ホテル各社からの回答について「(マットレスの盗難は)たいてい夜間に発生すると答えてきた。受付が閉まっていて、人がいない時間帯だ。防犯カメラに(マットレスを)エレベーターへ運び込む様子が映っていることもある」と述べた。

最も頻繁に盗まれていたのはタオル、バスローブ、ハンガーといった品目だが、タブレット端末やテレビセットなど、より高価でかさばるものが被害に遭うケースもあった。

四つ星ホテルの多くは客室内の備品を外に持ち出すとアラームが鳴るなどの仕掛けを施しているのに対し、五つ星ホテルではこうした盗難防止策を講じるところは少なかった。また警察に被害届を出さない傾向も見られた。ウェルネスヘブンのカイルマンCEOはその理由について「犯罪にかかわりたくないから」と指摘する。

タブレット端末やテレビセット、マットレスは五つ星ホテルから盗まれる頻度が高く、四つ星ホテルでは電池やリモコンの被害がより多かった。

カイルマン氏は、最も意外だったもののひとつとして、フランスのホテルからイノシシの頭の剥製が盗まれた事例を挙げた。また英国のホテルではある宿泊客が自室の番号の札を持ち去ったこともあった。ホテル側は次の宿泊客から知らされるまで盗難に気付かなかったという。

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