パラオ、サンゴ礁保護で日焼け止め禁止 世界で初

サンゴ礁の保護に向け、パラオが多くの日焼け止めの禁止に踏み切る/CNN

サンゴ礁の保護に向け、パラオが多くの日焼け止めの禁止に踏み切る/CNN

(CNN) 太平洋西部の島国パラオは17日までに、サンゴ礁を有害物質から守るため多数の日焼け止めの販売、使用や輸入を2020年1月から禁止する方針を明らかにした。観光省は声明で、国としてのこの種の措置は世界で初めてとしている。

同月以降、観光客が国内に禁制品の日焼け止めを持ち込んだ場合、没収する。小売業者が販売すれば最高で1000米ドル(約11万3000円)の罰金を科す。

同国のトミー・レメンゲサウ大統領は「2018年の責任ある観光教育法」の署名に当たって声明を発表。「プラスチック製品の廃棄物、化学汚染、資源の過剰消費や気候変動は我々の汚れのない楽園に脅威を与え続けている」と主張した。

同法に基づき、ツアー旅行業者は顧客にプラスチック製もしくはポリスチレン製のボトル、コップ、ストローや容器の代替物の供与が義務付けられる。ただ、これらの製品の全面禁止にまでは踏み込んでいない。

観光省は、人間を含む海洋生態環境に内分泌かく乱などの障害を与えることが知られ、かつその強い疑いがあるとして新たに禁止とした混合物のリストを発表。紫外線吸収剤に使われる「オキシベンゾン」や日焼け止めに用いられる「オクチノキサート」などが含まれた。この2種類は米ハワイ州でも新たな法律により2021年1月1日から禁止される予定ともなっている。

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