夢の移住生活? 市民権取得制度のある国

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5.香港

香港には市民権取得制度はないが、居住権の取得は可能。資本投資者入境計画(CIES)では、株や社債の購入や定期預金などを通じて約130万ドル(約1億3000万円)を投資した者に居住権が付与される。

居住者には、世界最低水準の15%の所得税や格安で医療サービスが受けられる公的医療制度などの特典がある。永住権を維持するには3年に1度の訪問が必要だ。

6.シンガポール

シンガポールの居住権取得は容易ではない。

専門家によると、申請者は3年間の起業経験と過去の決算書の提出が求められ、不動産・建設関連業界では年間約1億6000万ドル(約160億円)の売り上げ、医薬・製造など、その他の業界では年間約4000万ドル(約40億円)の売り上げが必要だという。

これらの条件を満たして初めて、同国唯一の永住権取得制度「グローバル投資プログラム(GIP)」への申請が可能になる。このプログラムで永住権を取得するには200万ドル(約2億円)近くの投資が必要で、その資金は今後始める、または既にあるビジネスへの投資や、GIPが承認したファンドへの投資に利用可能だ。

居住者には税率15~20%の所得税のほか、医療補助、教育補助、育児補助、課税猶予などの特典がある。

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