米アマゾン、従業員2万人近くがコロナ感染 感染状況を初公表

米アマゾンは2万人近くの労働者が新型コロナの陽性または陽性と推定されたと明らかにした/Getty Images

米アマゾンは2万人近くの労働者が新型コロナの陽性または陽性と推定されたと明らかにした/Getty Images

(CNN Business) 米アマゾンは1日、同社や傘下のスーパー「ホールフーズ・マーケット」の第一線で働く従業員のうち、1万9816人が新型コロナウイルスの検査で陽性と判定もしくは陽性と推定されたと明らかにした。同社が従業員の感染状況を公表したのは初めて。

アマゾンはこれまで、同社の倉庫で確認された感染者の総数に関し、包括的なデータを市民や従業員と共有することを再三拒んできた。米国内外のアマゾンの倉庫で多数の感染が確認されているにもかかわらず、同社はデータ公表の重要性を軽視する姿勢を示し、全体的な感染状況について明確に把握するのが難しい状況だった。

アマゾンは今回、今年3月1日から9月19日までの期間に同社およびホールフーズ・マーケットの第一線で働いたことがある米国内の従業員全137万2000人について、徹底的なデータ分析を行った。

さらに、米ジョンズ・ホプキンス大の集計を用いて、同じ期間における社内の感染率と米国全体の感染率を比較した。アマゾンによると、検査で陽性と判定もしくは陽性と推定された従業員の数は、この比較に基づく予想よりも42%低かったという。

新型コロナの流行に伴う広範な経済の低迷にもかかわらず、アマゾンの事業は好調が続いており、同社の倉庫の安全性には厳しい視線が注がれている。同社のジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)の個人資産は今年、数百億ドル増えた。

5月には、各地の司法長官がベゾス氏とホールフーズのジョン・マッキーCEOに書簡を送り、両社の施設で確認された感染者の数を州ごとに集計して公表するよう求めていた。

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