米、ファーウェイを追起訴 不正な利益取得などの罪

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米政府が中国通信機器大手ファーウェイを追起訴した/Alexander Koerner/Getty Images

米政府が中国通信機器大手ファーウェイを追起訴した/Alexander Koerner/Getty Images

ニューヨーク(CNN Business) 米政府は13日、不正に利益を得たり企業秘密の窃取を共謀したりしたとして、中国通信機器大手ファーウェイ(華為技術)を追起訴したと発表した。

また3つ目の罪状として、知的財産窃取を目的とした通信詐欺も挙げた。米当局は昨年1月、十数件の罪でファーウェイを既に起訴しており、新たに3つの罪状を追加した形となった。ファーウェイは昨年3月、当初の起訴内容に関して無罪を主張していた。

トランプ政権は1年以上にわたりファーウェイと対立してきた。米当局者はファーウェイの次世代通信規格「5G」製品を使わないよう同盟国に促すなど、同社の成長を阻むことを狙いとした措置を講じている。

米当局は最初の起訴で、ファーウェイが銀行詐欺や対イラン経済制裁違反に及んだと主張。今回の起訴では、イランや北朝鮮と取引した疑惑について新たな詳細も明らかにした。

司法省は、ファーウェイが関連会社「スカイコム」との関係について虚偽の説明をしたと主張している。スカイコムは2009年にテヘランで起きたデモなどに絡み、イラン政府による「国内の監視」をほう助したとされる。

追起訴の発表を受け、ファーウェイは13日、米政府には競争上の理由から「当社の評判に修復不能な打撃を与える」狙いがあると批判した。

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