深夜に到着の中国人観光客に警察出動、スウェーデンと外交問題に

現場の映像では、観光客が歩道上に座ったり、伏せたりしているように見える/Doris Lee/Youtube

現場の映像では、観光客が歩道上に座ったり、伏せたりしているように見える/Doris Lee/Youtube

(CNN) スウェーデンの首都ストックホルム市内の宿泊施設で、深夜に到着した中国人観光客が、警察によって強制退去させられる騒ぎがあり、人権が侵害されたと訴える中国とスウェーデンとの間で外交問題に発展している。

メディア各社の報道によると、中国人観光客の一家は9月2日午前2時ごろ、ストックホルム市内の宿泊施設に到着した。予約していたのは次の晩の宿泊だった。

一家はまだチェックインできないと告げられたため、ロビーで待つことにしたという。しかしその後警察が来て、一家を宿泊施設から追い出した。なぜ警察が呼ばれたのかは現時点で分かっていない。

中国外務省の耿爽報道官は17日、「高齢者2人を含む中国人観光客3人が、ストックホルム郊外で地元警察から乱暴な扱いを受けた」と述べ、スウェーデンに対して徹底捜査を申し入れたが、まだ何の情報もないと付け加えた。

さらに、「これは外交的、国際的常識を逸脱している」と強調、「中国人観光客の安全と正当な権利を守るための具体的措置を求める」と語った。

現場を映したと思われる映像では、取り乱した様子の男性1人と女性2人が歩道上で座ったり伏せたりしていて、周りに数人の警察官が立っている。

男性は地面に伏せている女性を指さして、英語で「病人がいるんだ」と訴え、「誰か助けてくれないのか?」と声を上げていた。

在スウェーデン中国大使館も15日に発表した声明でスウェーデンの警察を強く非難。「警察がやったことは中国人の生命を重大な危険にさらし、基本的人権を侵害した」と訴えて謝罪や補償を求めた。

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