ハッカーに狙われる米医療業界、情報は高値で売買

90%の医療機関で患者のデータが危険にさらされたり、盗まれたりしていたという

90%の医療機関で患者のデータが危険にさらされたり、盗まれたりしていたという

ニューヨーク(CNNMoney) 近年、ハッキングやデータ漏えいにより米国で最も打撃を受けているのが医療業界だ。米ポネモン研究所の研究者がこのほど発表した統計によると、2012年から13年にかけて、90%の医療機関で患者のデータが危険にさらされたり、実際に盗まれたりしていた。

医療業界の情報漏えい件数は、軍事と銀行の両分野での流出件数の合計よりも多い。

今年に入ってからも、医療業界は8月半ばまでに、200件を超える情報漏えい事件に見舞われている。これは大規模漏えい事件の半数近くの割合を占めており、計210万件の記録を失った。

しかも、ここに含まれていない数字もある。米病院経営大手のコミュニティー・ヘルス・システムズ(CHS)のネットワークが大規模なハッキング攻撃を受け、患者450万人分の氏名や社会保障番号を盗まれていたことも明らかになっている。

医療業界がこれほど多くのハッキング攻撃を受けている背景には、不正に取得された医療記録が闇市場において高値で取引されている事情がある。

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