グーグル会長娘が訪問で見た 北朝鮮の実態

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グーグルのシュミット会長

グーグルのシュミット会長

北朝鮮の携帯電話インフラを使って国際電話をかけることはできたが、データ通信サービスはなかった。北朝鮮の国家イントラネットについては、「現実のインターネットから持って来て洗浄したコンテンツの箱庭」と形容している。

金日成大学の電子図書館の視察は特に印象的だった。90人ほどがコンピューターの前に座っていたものの、画面を操作していたのはほんの数人にすぎず、残りはただ、じっと画面を見つめるのみ。「私たちが騒がしく入っていっても誰も目を上げなかった。振り向くことも、目を合わせることなく、刺激にも反応しない。まるで人形のようだった」という。

ITに詳しい人物と話す機会もあり、アンドロイド(グーグルの携帯用OS)の次のバージョンはいつ登場するのか、北朝鮮製のアプリをグーグルのアプリ配信サービスに掲載できるかといった質問も受けた。これに対してソフィー氏は、「国際的な経済制裁を受けているから無理」との答えを示した。

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