五輪選手がツイッターで差別発言、ギリシャ代表外される

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五輪代表から外された陸上女子三段跳びのパラスケビ・パパクリストウ選手

五輪代表から外された陸上女子三段跳びのパラスケビ・パパクリストウ選手

(CNN) ロンドン五輪に出場するはずだったギリシャの選手が、短文投稿サイトのツイッターでアフリカからの移民に対する差別的な発言をしたとして、ギリシャ選手団から追放された。ギリシャ五輪委員会の広報が25日に明らかにした。

五輪代表から外されたのは陸上女子三段跳びのパラスケビ・パパクリストウ選手。ツイッターに「ギリシャにはアフリカ人があまりに多い。西ナイルの蚊は少なくとも故郷の味が楽しめる」と書き込んだ。

ギリシャ五輪委員会はこの発言を「重大な過ち」とみなし、「許すことはできない」としてパパクリストウ選手の追放を決めた。

同選手は交流サイトのフェイスブックに謝罪のコメントを書き込み、「誰かを怒らせるつもりも、人権を侵害するつもりもなかった」と弁明している。

問題の発言に対しては一般からの批判も集中、同選手の追放を求める声が高まっていた。ギリシャ連立政権を構成する3党のうち2党も談話を発表。民主左派は「このような人種差別的なユーモアや『冗談』はギリシャ社会では容認されない。ギリシャ選手団で蔓延することもあってはならない」と強調した。

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